美和の鍵の中でもU9シリンダーは交換をおすすめします!
今、ご自宅の鍵を確認してみてください。おそらく鍵に「MIWA」の表記があるのではないでしょうか。鍵のメーカーというのは国内にもいろいろあるのですが、その中でも国内メーカー美和というのは普及率が高いものです。「鍵といえば美和!」という方も多いでしょう。しかしながら、美和の鍵の中でもU9シリンダーは交換を考えたほうがいいかもしれません。
・美和の鍵の中でも使用率の高いU9シリンダー
今現在、世の中には本当に数多くの住まいがあります。昔は一軒家が主流だったのですが、今ではマンションが主流になっています。マンションというのは縦に伸びる建物ですから、同じ面積でもそこで生活する世帯数というのはかなりのものになります。つまり、同じ面積でもそこで生活する世帯数は昔から比べると格段に増えているのです。そのマンションがいろいろなところに乱立しているのですから、かなりの世帯数になりますし、その世帯数に応じて鍵というのも必要になってきます。世の中は鍵で溢れているといっても過言ではありません。
その中でも美和の鍵というのは、住宅玄関の6割以上に使われていると言われています。その美和の鍵の中でももっとも使用率が高いと言われているのがU9シリンダーというものです。おそらく鍵と言われときに多くの方が頭の中に思い浮かべるのは、美和のU9シリンダーでしょう。一般的によく知られているギザギザの鍵で、ディスクシリンダーと呼ばれるタイプのものになります。
実際に使っている方や使ったことのある方であれば、その使い勝手のよさというのはよくおわかりかと思います。鍵についての専門知識のない方にとってもシンプルでわかりやすい鍵です。それに何といっても安いのです。安くて使い勝手がいいということで、かなりの普及率となっているのです。
・ロータリーディスクシリンダーには危険が潜んでいる?
ロータリーディスクシリンダーは安くて使い勝手がいいというとても魅力的な鍵です。だからこそ、普及したのでしょう。しかしながら、さすがのロータリーディスクシリンダーも万能というわけではありません。やはりデメリットがあります。それが防犯面なのです。
もともと鍵というのは防犯のためにつけられるものです。それなのにも関わらず、防犯面にデメリットがあるというのは致命的です。具体的にどのような形で防犯面にデメリットがあるのかというと、U9シリンダーはすぐに不正開錠されてしまうのです。しかも、不正開錠にかかる時間というのもほんの数分です。
防犯性の低い鍵というのは、本当に鍵の形をしただけの飾りになってしまいます。「飾りでも鍵をしていることに意味がある!」という方もいるかもしれませんが、ロータリーディスクシリンダーのような防犯性の低い鍵というのはむしろターゲットにされてしまいます。実際に、過去にはロータリーディスクシリンダーを使っている住宅の情報が出回って、空き巣被害が出たこともあります。
素人にとってもシンプルでわかりやすい鍵だからこそ、その鍵の不正開錠を狙っている悪者にとっては格好の獲物になってしまうのです。不正開錠のやり方さえ覚えてしまえば、ロータリーディスクシリンダーの鍵に関しては不正開錠したい放題といっても過言ではありません。普及率の高い鍵だからこそ、狙われる家も多くなります。もはや他人事ではないのです。
・ロータリーディスクシリンダーからU9シリンダー様に防犯性の高い鍵への交換をおすすめします!
多くのメーカーにおいて、ロータリーディスクシリンダーのようなディスクシリンダータイプのものは現在では製造が中止となっています。鍵に求められる防犯性が低いのですから、仕方のないことです。しかしながら、古い住宅ではまだロータリーディスクシリンダーがそのまま使われていることも少なくありません。
現在ではロータリーディスクシリンダータイプのものよりも防犯性の高いU9やディンプルシリンダータイプのものが主流になっています。ギザギザタイプのロータリーディスクシリンダーを使っている方は、防犯性のことも考えて、鍵の交換というものをおすすめします。防犯性の高い鍵への交換は、住まいや財産だけではなく、自分の身を守ることにもつながってきます。治安のいいと言われている日本ですが、それでも最近は物騒な世の中になりました。この機会に是非防犯というものを見直してみてください